電気蒸気アイロンこちらは電気蒸気アイロンといって、蒸気も出ますがアイロンの面も任意の温度まで上がり焼きゴテアイロンとしても使用することができます。

機械化されパートさんも活躍する今のクリーニング工場では蒸気アイロンがメインで、電気蒸気アイロンは置いていない工場さえあります。

主に職人さんが使用し、手仕上げでワイシャツを仕上げる際に使用されます。

具体的には半乾きのワイシャツをアイロンの熱で乾かしながら仕上げることにより、シワも綺麗に伸び、糊もパリッと立つので風合いよく仕上げることができます。

焼きゴテアイロン

焼きゴテアイロンはもうクリーニング工場で見ることはほとんどありません。
実は私もクリーニング師試験の実技で使用した以来、一度も触っておりません。(というより工場に設置していません。)

クリーニング師試験は地域によって若干の違いがありますが、私が受験した京都ではワイシャツと足袋の手仕上げでした。
焼きゴテアイロンは上記画像のような温度調整がついておらず、温度の加減は水の音で判断していました。

水の音とは、アイロン面に水滴をかけ、蒸発する音が「チン」か「ジュン」かで温度を判断するのです。
凄い職人っぽいですね。

「チン」の音が高すぎると温度も高い、「ジュウゥ」だと低すぎる、といった具合です。
わかりますでしょうか?(苦笑)

その音で温度を上げたり下げたり調整していきます。
しかも、クリーニング師試験ではアイロン台にバキューム機能がついていません。

焦げない蒸気アイロンと強力なバキュームという恵まれていた環境で仕上げしていた私はとても難しく何度も練習したのを覚えています。

技術的には難しいですが、焼きごてや電蒸アイロンではやはり仕上がりが違います。
しかし、専用プレス機で仕上げるワイシャツ1着100円以下のような価格ではご提供できないのが難しいところです。
普段遣いはプレス機で、お気に入りのワイシャツは職人さんの手仕上げなど使い分けてみてはいかがでしょうか。

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