回収乾燥機こちらは乾燥機ですが、一般的な乾燥機と少し違います。

ドライクリーニングの溶剤を回収する特殊な乾燥機です。

ドライクリーニングに使用する有機溶剤は、乾燥工程で気化します。
それは通常そのまま屋外へ放出されますが、この乾燥機はそのクリーニング液を回収し再度使用することができます。

画期的ですね。
クリーニング店としてはコストを削減できる上、環境問題への対応も可能となります。

VOC対策

VOCとは揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)の略称です。
まさしくドライクリーニングに使用されている有機溶剤のことで、他にはガソリンや塗料、印刷インキ、接着剤、シンナーなどです。

これらが屋外に放出されると大気中の化学反応により、光化学スモッグを引き起こす原因物質の一つとされています。
環境省の調べでは、全体のVOC排出量の3%がドライクリーニング溶剤とのことです。
(塗装32%、燃料12%、印刷インキ9%、化学品9%、工業用洗剤6%、ラミネート接着剤6%、接着剤4%、洗浄用シンナー4%、ここでドライクリーニング溶剤3%、粘着剤・剥離剤3%、その他13%となっています。)

クリーニング業界では溶剤の他にボイラーを使用していたり、配送に自動車を使用していることから全体2位の燃料にも関わっていると思われます。

このように見ると、クリーニング業界はこの問題についてもっと真剣に取り組まなければなりません。
その対策の一つが本ページテーマの回収乾燥機です。

その性能は年々上がってきており、90%もの溶剤を回収しているクリーニング店もあるようです。
様々な要因が絡むため、一律90%というわけではありません。

回収乾燥機はコスト削減と同時に環境問題へも取り組むことができる画期的な乾燥機なのです。

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